日本歴史地名大系 「慶徳院」の解説 慶徳院けいとくいん 京都府:中郡峰山町五箇村慶徳院[現在地名]峰山町字五箇五箇(ごか)集落中央の西側、五箇城山中腹に位置する。山号護国山、臨済宗天龍寺派、本尊釈迦牟尼仏。慶徳院の鐘銘によれば、大永年間(一五二一―二八)の創建で開基は涼岳宗清禅師。当時は智福山と号し、当山の檀家は四ヵ村(二箇・五箇・久次・鱒留)にわたった。曹洞宗竜献(りようごん)寺(現竹野郡網野町)末であったが、元和九年(一六二三)領主京極氏が臨済宗に帰依したため、当山も臨済宗(全性寺末)に改宗したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by