慶林寺(読み)けいりんじ

日本歴史地名大系 「慶林寺」の解説

慶林寺
けいりんじ

[現在地名]小浜市栗田

栗田くりた集落の南側山裾にある。山号長泰山、曹洞宗。本尊聖観音。「若狭郡県志」は水引観音堂と記し、もとは長泰山慶林寺と号したとある。大同元年(八〇六)創建と伝えるが(若狭郡県志)変遷は不明。中世栗田保の中心地にあり、文永二年(一二六五)若狭国惣田数帳写に「栗田寺 壱反百八十歩栗田保」とみえる栗田寺との関係が考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む