精選版 日本国語大辞典 「憂住」の意味・読み・例文・類語
うき‐ずまい‥ずまひ【憂住】
- 〘 名詞 〙 わびしいすみか。また、つらい、みじめな生活。わびずまい。
- [初出の実例]「みだれ蘆の下根に通ふにほ鳥のうきすまゐこそこの世なりけれ〈藤原為顕〉」(出典:続後拾遺和歌集(1326)雑中・一一一〇)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...