憤怨(読み)フンエン

デジタル大辞泉 「憤怨」の意味・読み・例文・類語

ふん‐えん〔‐ヱン〕【憤怨/×忿怨】

腹を立て、うらむこと。
「一腔の―焔の如く燃え起りたる千々岩は」〈蘆花不如帰

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精選版 日本国語大辞典 「憤怨」の意味・読み・例文・類語

ふん‐えん‥ヱン【憤怨・忿怨】

  1. 〘 名詞 〙 腹を立て、うらむこと。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔後漢書‐楊震伝〕

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普及版 字通 「憤怨」の読み・字形・画数・意味

【憤怨】ふんえん(ゑん)

いきどおり怨む。〔後漢書、楊震伝〕震、後上(たてまつ)る、轉(うた)た切至なるり。に之れにらかならず。樊豐等、皆側目怨するも、(とも)に其の名儒なるを以て、未だ敢てを加へず。

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