懐挟(読み)かいきよう(くわいけふ)

普及版 字通 「懐挟」の読み・字形・画数・意味

【懐挟】かいきよう(くわいけふ)

科挙試験に、携帯禁止の書をひそかにもちこむこと。カンニング。宋・欧陽脩〔挙人文字を懐挟するを条約する子〕竊(ひそ)かに聞く、年擧人、然と字を懷挾す。皆是れ小紙細書、抄甚だ備はると。

字通「懐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android