懐襟を開く(読み)かいきんをひらく

精選版 日本国語大辞典 「懐襟を開く」の意味・読み・例文・類語

かいきん【懐襟】 を 開(ひら)

  1. 胸中を打ち明ける。相手を信頼して、隠しだてをしない。胸襟を開く。
    1. [初出の実例]「大(おほい)懐襟(クヮイキン)を開いたお話をしやうぢゃ有りませんか」(出典地獄の花(1902)〈永井荷風〉一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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