懐襟(読み)かいきん

精選版 日本国語大辞典 「懐襟」の意味・読み・例文・類語

かい‐きん クヮイ‥【懐襟】

〘名〙 ふところ。胸のあたり。また、胸中心中襟懐
実隆公記‐文明一七年(1485)六月一二日「晴、入夜雨降、雷鳴、当年炎旱暑熱超過于例年者也、聊一洗懐襟了」 〔周砥‐贈葉秀才〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「懐襟」の読み・字形・画数・意味

【懐襟】かい(くわい)きん

こころ。明・周砥〔葉秀才に贈る〕詩 劍に仗(よ)つて此れより別る 秋風懷襟に滿つ

字通「懐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android