懸想言葉(読み)けしょうことば

精選版 日本国語大辞典 「懸想言葉」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐ことばケシャウ‥【懸想言葉・懸想詞】

  1. 〘 名詞 〙 恋する気持を述べたことば。求愛のことば。けそうことば。
    1. [初出の実例]「さて滝口文とり出し、とく御返事御申しさふらへとて、やがてけしゃうことばをぞかけにける」(出典:御伽草子・横笛の草紙(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む