懸磬・県罄(読み)けんけい

精選版 日本国語大辞典 「懸磬・県罄」の意味・読み・例文・類語

けん‐けい【懸磬・県罄】

〘名〙 (「へ」の字形楽器「磬」を懸けたように、屋根と柱だけがあって中がからっぽの意) 室内に何もないこと。貧しくて一物も所有していないこと。無一物
続日本紀‐天平神護二年(766)九月戊午「倉庫懸磬。稲穀爛紅」 〔春秋左伝‐僖公二六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android