一物(読み)イチブツ

デジタル大辞泉の解説

いち‐ぶつ【一物】

一つのもの。また、同じもの。

いち‐もつ【一物】

一つの品物。また、ほんの少しのもの。
心中に秘めたたくらみや、わだかまり。「胸に一物がある」
金銭のこと。
男根のこと。

ひと‐もの【一物】

[副]いっぱい。一面に。
「内供が顔にも、童の顔にも、粥(かゆ)とばしりて―かかりぬ」〈宇治拾遺・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いちぶつ【一物】

一つの物。

いちもつ【一物】

一つの物。わずかの物。
露骨に口に出すことがはばかられる時、代わりに使う語。 「腹に-(=タクラミ)ある男」 「かの-(=金品)をとりこみける/黄表紙・高慢斎行脚日記」
「陰茎」をいう隠語。

ひともの【一物】

( 副 )
いっぱい。たくさん。一面に。 「大きなる壺のありけるに、水を-入れて/今昔 28

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