戦艦大和(読み)せんかんやまと

共同通信ニュース用語解説 「戦艦大和」の解説

戦艦大和

広島県呉市で建造された世界最大級の戦艦で、全長263メートル、基準排水量6万5千トン。射程40キロを超える口径46センチの主砲を搭載し、波の抵抗を減らす球状艦首「バルバスバウ」などを備えた。沖縄の海岸砲台の代わりになる「海上特攻」の命令を受け、巡洋艦などと出撃したが、1945年4月7日、米軍機の波状攻撃沈没。乗組員約3千人が死亡したとされる。鹿児島県枕崎市から南西約200キロの海域に沈んでいる。

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世界大百科事典(旧版)内の戦艦大和の言及

【艦砲】より

…日清・日露の海戦で初めてこの艦砲の威力が実証され,イギリスは12インチ砲を主砲とする新鋭戦艦ドレッドノートを建造し大艦巨砲時代の幕を開いた。ロンドン軍縮会議で艦砲は口径14インチ以下と定められたが,期限切れ後に日本は世界最大の46cm砲を装備した戦艦大和,武蔵を建造した。この砲の最大射距離は46kmで弾丸1発の重量は1.5tであった。…

※「戦艦大和」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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