戸地谷村(読み)とちやむら

日本歴史地名大系 「戸地谷村」の解説

戸地谷村
とちやむら

[現在地名]仙北町戸地谷

丸子まるこ川の下流右岸、川口かわぐち川との合流点の北西に位置する。西を窪堰くぼぜき川が流れ丸子川に合流する。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図にとち屋村五六三石とある。享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)には当高で本田六六九石余、本田並八一石余、新田四二石余、合計七九三石五斗三升九合とある。同一五年の「六郡郡邑記」には家数一四軒、ほかに寺一軒とあり、支郷に花園はなぞの村二軒、上畑かみはた村、下畑しもはた村五軒、観音地かんのんち村二軒、下観音地しもかんのんち村四軒、沖田おきた村八軒、島田しまだ村三軒、アマガさわ村六軒、弥勒村一軒、赤関あかせき村四軒、下谷地しもやち村六軒、上谷地かみやち村二軒、なか村一軒があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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