日本歴史地名大系 「戸寺村」の解説 戸寺村とでらむら 京都市:左京区戸寺村[現在地名]左京区大原(おおはら)戸寺町東は近江国、西は井出(いで)、北は上野(うえの)、南は八瀬(やせ)の各村と接し、大原八郷の一で、その最南端部、高野(たかの)川東岸に位置する。文化九年(一八一二)小林自閑斎の「狩野五家譜」のうち、重信(永徳)の項に「其後大(太)閤秀吉公ニ仕、画工を以相勤、戦場へ時々供奉奉仕、秀吉公より知行百石、山城国大原郷之内ニ而拝領」とあるが、この大原郷の永徳知行地が戸寺村に設けられ、以後、狩野家に相承された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by