扇森山横穴(読み)おうぎもりやまよこあな

日本歴史地名大系 「扇森山横穴」の解説

扇森山横穴
おうぎもりやまよこあな

[現在地名]竹田市玉来 深瀬

扇森山の崖面にある墳丘をもつ横穴墓。五世紀末から六世紀初頭に営まれたと考えられ、大野川流域では珍しい古式横穴墓で、内部から鉄刀三本、鉄鏃とともに横矧板鋲留短甲が出土した。同形式のものは県内では宇佐市葛原くずわら古墳で出土しているのみで注目される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む