扇網(読み)オウギアミ

デジタル大辞泉 「扇網」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐あみ〔あふぎ‐〕【扇網】

扇形に開く網。四手網よつであみの類。

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精選版 日本国語大辞典 「扇網」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐あみあふぎ‥【扇網】

  1. 〘 名詞 〙 扇の形に開く網。四つ手網一種
    1. [初出の実例]「涼しさや川辺でつかふ扇網」(出典:俳諧・犬子集(1633)三)

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世界大百科事典(旧版)内の扇網の言及

【オウギグモ】より

…体長5mm前後のずんぐりした体形で,網の端に脚を縮めて静止していると,ゴミがついているように見える。網は扇網(おうぎあみ)と呼ばれ縦糸4本,横糸10~20本からできている。クモは扇のかなめに当たる部分から引かれた1本の糸に静止し,第4脚でその糸をたぐっているので,網全体がクモのほうに引き寄せられた状態になっている。…

※「扇網」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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