扇落(読み)おうぎおとし

精選版 日本国語大辞典 「扇落」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐おとしあふぎ‥【扇落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 能で、扇を落としてそれを拾い上げる演技の型。〔申楽談儀(1430)〕
  3. 台の上に立てた的に、開いた扇を投げ当てて落とす遊び。投扇興(とうせんきょう)。扇投げ。
    1. [初出の実例]「西山や扇おとしに行く月夜」(出典:俳諧・志多良(1813)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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