扇襞(読み)おうぎひだ

精選版 日本国語大辞典 「扇襞」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐ひだあふぎ‥【扇襞】

  1. 〘 名詞 〙 扇のひだ。扇を畳むため、つけてあるひだ。
    1. [初出の実例]「上部(うはべ)は錦の時代切、虫も殺さぬ顔をおしだが、心は曲る扇(アフギ)ひだ」(出典:歌舞伎・鏡山錦栬葉(加賀騒動)(1879)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android