手くだり(読み)てくだり

精選版 日本国語大辞典 「手くだり」の意味・読み・例文・類語

て‐くだり【手くだり】

  1. 〘 名詞 〙
  2. てくだ(手管)
    1. [初出の実例]「先度、ししゃう坊主の、よそへ、さいていかれたればと云て、から笠のてくだりを、みな云也」(出典:天理本狂言・骨皮(室町末‐近世初))
  3. 手さばき。手ぶり。また、技量技巧
    1. [初出の実例]「防矢を軍みだれの折からに〈正好〉 いとも静な舞の手くだり〈蝉吟〉」(出典:俳諧・芭蕉桃青翁御正伝記(1841)貞徳翁十三回忌追善俳諧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む