手に回る(読み)てにまわる

精選版 日本国語大辞典 「手に回る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 回(まわ)

  1. 追捕の手がとどく。
    1. [初出の実例]「一義に手にまわる者をは誅し、手にまわらぬ者をは、所帯をもつ収せらるると也」(出典:清原宣賢式目抄(1534)一六条)
  2. 自分の手で処理できる。
    1. [初出の実例]「深く隠して中々手にはまはるまじ」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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