手に当たる(読み)てにあたる

精選版 日本国語大辞典 「手に当たる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 当(あ)たる

① 手にさわる。手にふれる。また、手近にある。
古本説話集(1130頃か)五八「なににまれ、かにまれ、てにあたらん物をとりて、捨てで持たれ」
相手としてたたかう。
読本春雨物語(1808)樊噲上「手に当らずして蹴たをされたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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