手に当たる(読み)てにあたる

精選版 日本国語大辞典 「手に当たる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 当(あ)たる

  1. 手にさわる。手にふれる。また、手近にある。
    1. [初出の実例]「なににまれ、かにまれ、てにあたらん物をとりて、捨てで持たれ」(出典:古本説話集(1130頃か)五八)
  2. 相手としてたたかう。
    1. [初出の実例]「手に当らずして蹴たをされたり」(出典:読本・春雨物語(1808)樊噲上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む