手凹(読み)てくぼ

精選版 日本国語大辞典 「手凹」の意味・読み・例文・類語

て‐くぼ【手凹】

  1. 〘 名詞 〙 手のひらのくぼんだ部分。てのくぼ。
    1. [初出の実例]「陶家輪は瓦などやくかきもの師土をまるめて右の手くぼにつけて三千界の外へなぐる如なぞ」(出典:玉塵抄(1563)五三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android