手前仕舞(読み)てまえじまい

精選版 日本国語大辞典 「手前仕舞」の意味・読み・例文・類語

てまえ‐じまいてまへじまひ【手前仕舞】

  1. 〘 名詞 〙 遊女が、揚屋へ行かないで、遊女屋で客をとること。
    1. [初出の実例]「手前仕舞(マエジマイ)を勝手に轡(くつわ)が元にて客をする事」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む