手取新村(読み)てどりしんむら

日本歴史地名大系 「手取新村」の解説

手取新村
てどりしんむら

[現在地名]美川町井関町いせきまち

手取川扇状地の西端部に位置し、南西は手取村。集落の周辺を中島なかじま用水の分流三枚田さんまいだ川・ふね川が流れる。仮名付帳に手取新田とある。「皇国地誌」には「本村元ト井関荒島いせきあらしま両村タリ、古時手取川屡々侵入セシニ依リ、村民一時四方ニ移転ス、後チ両村及ヒ手取村ノ人民聚合シ、再ヒ村落ヲ成シ享和ノ頃マテ手取新田ト称ス」と記される。正保郷帳に手取村の新田高二〇三石余(免三ツ一歩四厘)が記され、この高に同村と注される貼紙をめくると同新村とあることから、正保年間(一六四四―四八)には手取村の枝村的集落として存在が確認される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む