手呪師(読み)てずし

精選版 日本国語大辞典 「手呪師」の意味・読み・例文・類語

て‐ずし【手呪師】

  1. 〘 名詞 〙てくぐつ(手傀儡)和玉篇(15C後)〕
    1. [初出の実例]「敷嶋にあそぶ手(テ)ずしの糸切れてころぶ姿はもとの紙きれ」(出典仮名草子・夫婦宗論物語(1644‐46頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android