手垢(読み)てあか

精選版 日本国語大辞典 「手垢」の意味・読み・例文・類語

て‐あか【手垢】

〘名〙 手の垢。また、物についた手のよごれ。
※俳諧・水の音(1723)「手垢にてひかる柱の寒さかな」
私小説系譜(1948)〈中野好夫〉「今日ではいくらか手垢がつきすぎるほど〈略〉引用される言葉であるが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手垢」の意味・読み・例文・類語

て‐あか【手×垢】

手のあか。手でさわったために、その物についたよごれ。「手垢を落とす」「手垢にまみれたノート
[類語]手沢

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