手威(読み)てずつおどし

精選版 日本国語大辞典 「手威」の意味・読み・例文・類語

てずつ‐おどし てづつ‥【手威】

〘名〙 (「てずつ」は「裁縫のへたな女」の意。冬物の仕度をなおざりにしていた不器用な女を慌てさせるところから) 陰暦八月頃、急に襲って来る寒波。〔譬喩尽(1786)〕
※ありべかかり(1772‐89頃)下「二三日此かたは俄に手づつおどしが吹、寒さの用意に追はれます」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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