冬物(読み)フユモノ

精選版 日本国語大辞典 「冬物」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐もの【冬物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冬を感じさせるもの。冬のもの。
    1. [初出の実例]「冬物と見えて降けりはつしぐれ〈天垂〉」(出典:俳諧・杉丸太(1705))
  3. 冬季、着用する衣服。ふゆぎ。また、それに用いる布帛(ふはく)
    1. [初出の実例]「毎度何うもを口癖に繰返すお勝、このほどの日和に張りし冬物(フユモノ)の針の手とどめて」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む