手末村(読み)てずえむら

日本歴史地名大系 「手末村」の解説

手末村
てずえむら

[現在地名]加古川市神野町神野かんのちようかんの山手やまて一丁目

石守いしもり村の北に位置し、西端をくもり川が北流する。慶長国絵図に村名がみえる。正保郷帳によれば田方三八八石余・畑方一八七石余、ほかに常光じようこう(現臨済宗妙心寺派)領高二〇石。この高には元禄郷帳で別記される二塚ふたつか村の高も含まれると思われる。元禄郷帳では高二九四石余。明治九年(一八七六)二塚村と合併して神野村となる。福谷ふくたに神社と厳島いつくしま神社がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android