手染(読み)テゾメ

デジタル大辞泉 「手染」の意味・読み・例文・類語

て‐ぞめ【手染(め)】

機械でなくて、手で染めること。また、手で染めたもの。「手染め反物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手染」の意味・読み・例文・類語

て‐ぞめ【手染】

  1. 〘 名詞 〙 手ずから染めること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「河内女(かふちめ)の手染(てそめ)の糸をくりかへし片糸にあれど絶えむと思へや」(出典万葉集(8C後)七・一三一六)
    2. 「近年之聞書〈略〉しぶ柿はをのが手染の紅葉かな」(出典:俳諧・犬子集(1633))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android