日本歴史地名大系 「手洗野村」の解説 手洗野村たらいのむら 富山県:高岡市旧礪波郡地区手洗野村[現在地名]高岡市手洗野岩坪(いわつぼ)村の西に位置し、南は月野谷(つきのや)村。曹洞宗信光(しんこう)寺があり、同寺を中心として開けた。二上山養老(ようろう)寺の西門である仁王門が、寛永一三年(一六三六)まであったという。元和五年(一六一九)の家高新帳では国吉才二郎組に属して村名がみえ、役家数一〇。正保郷帳では高辻(たかつじ)村と併記して村名がみえ、高五四〇石余、田方二六町六反余・畑方九町四反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印による草高四〇七石・免六ツ六歩、小物成は山役一九六匁・蝋役二匁(三箇国高物成帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by