精選版 日本国語大辞典 「高辻」の意味・読み・例文・類語 たか‐つじ【高辻】 〘 名詞 〙 近世、年貢として納めるべき分米(ぶんまい)や石高の合計。[初出の実例]「不レ限二旧領新知一、高辻書載被レ下候処」(出典:高野山文書‐天正一九年(1591)一〇月二四日・豊臣秀吉条目)「高と云は、田畑の分米を重ね上たる所を高といふなり、〈略〉四辻と云は会の字を用る、集ると云義也、高辻と云は高の集りたる也」(出典:地方落穂集(1763)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例