手足を措く所なし(読み)シュソクヲオクトコロナシ

デジタル大辞泉 「手足を措く所なし」の意味・読み・例文・類語

手足しゅそくところなし

《「論語子路から》安心して身を置く場所がない。不安でたまらない。

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精選版 日本国語大辞典 「手足を措く所なし」の意味・読み・例文・類語

しゅそく【手足】 を 措(お)く所(ところ)なし

  1. 安心して身をおく場所がない。安んじて生活できる所がない。
    1. [初出の実例]「率然禁制、手足無厝」(出典性霊集‐五(835頃)為大使与福州観察使書)
    2. 「万民手足を措くに所無し」(出典:太平記(14C後)一)
    3. [その他の文献]〔論語‐子路〕

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