デジタル大辞泉
「手返し」の意味・読み・例文・類語
て‐がえし〔‐がへし〕【手返し】
1 餅搗きのとき、臼の中の餅を手でこね返すこと。また、その役。
2 古着を縫いなおすこと。
「明日の―も大抵な事ではない」〈露伴・いさなとり〉
3 遊戯の一。相手が伏せて出す手の下に自分の手を置き、すきをうかがい、手を返して相手の手を打つもの。
4 てむかい。反抗。
「今日随ひても明日は―をし」〈室町殿日記・八〉
5 手数を重ねること。
「おれひとりで―ができやあしねえ」〈伎・処女翫浮名横櫛〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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