手返し(読み)テガエシ

デジタル大辞泉 「手返し」の意味・読み・例文・類語

て‐がえし〔‐がへし〕【手返し】

餅搗もちつきのとき、うすの中の餅を手でこね返すこと。また、その役。
古着を縫いなおすこと。
「明日の―も大抵な事ではない」〈露伴・いさなとり〉
遊戯の一。相手が伏せて出す手の下に自分の手を置き、すきをうかがい、手を返して相手の手を打つもの。
てむかい。反抗
「今日随ひても明日は―をし」〈室町殿日記・八〉
手数を重ねること。
「おれひとりで―ができやあしねえ」〈伎・処女翫浮名横櫛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む