手首・手頸(読み)てくび

精選版 日本国語大辞典 「手首・手頸」の意味・読み・例文・類語

て‐くび【手首・手頸】

〘名〙 うでと手のひらとのつながる部分。うでくび。
※胡琴教録(13C初)上「一にはてくびをよくをるべきなり。おりてひきならひぬるのちはやすしといへども、みれんのときはきはめたる大事也」
煤煙(1909)〈森田草平一九「堅く男の手頸を掴んで引寄せた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報