手首尾(読み)てしゅび

精選版 日本国語大辞典 「手首尾」の意味・読み・例文・類語

て‐しゅび【手首尾】

〘名〙 物事都合首尾
甲陽軍鑑(17C初)品一二「心至って物のすべを能しり、一言申ことも手首尾(テシュビ)逢て残べし」
浄瑠璃傾城八花形(1703)三「どうやら手しゅびわるさふに、こそこそと帰しが」

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