才子肌(読み)さいしはだ

精選版 日本国語大辞典 「才子肌」の意味・読み・例文・類語

さいし‐はだ【才子肌】

  1. 〘 名詞 〙 才子にありがちな気風を持っていること。また、その気風。
    1. [初出の実例]「どうも才子肌で俗気があって、一向面白うない」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android