精選版 日本国語大辞典 「才覚者」の意味・読み・例文・類語 さいかく‐しゃ【才覚者】 〘 名詞 〙 才知、機転にすぐれている人。才覚人。さいかくもの。[初出の実例]「昨晩自二関宿一忍候て越候飛脚、如二才覚者一、二三日之内に滅亡之由候」(出典:上杉家文書‐天正二年(1574)一一月二七日・上杉謙信(輝虎)書状)「今の世、才覚者(サイカクシャ)といふは、唯佞人多く、其名を得あり」(出典:信長記(1622)一四) さいかく‐もの【才覚者】 〘 名詞 〙 =さいかくしゃ(才覚者)[初出の実例]「片そきもつい住吉と成にけり 才覚者よ事闕に鼻」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例