デジタル大辞泉 「打ず」の意味・読み・例文・類語 ちょう・ず〔チヤウず〕【▽打ず】 [動サ変]打ちたたく。なぐる。「見るに―・ぜんこといとほしくおぼえければ」〈宇治拾遺・九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「打ず」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐・ずチャウ‥【打】 〘 他動詞 サ行変 〙 打ちたたく。打ちこらす。なぐる。打擲(ちょうちゃく)する。[初出の実例]「くらもちの御子ちのなかるまてちゃうせさせ給ふ」(出典:尊経閣本竹取(9C末‐10C初))打ずの補助注記「竹取物語」の用例は木活字本などに「調せさせ」とあり、また諸本に「ととのへをさせ」などとあるのが多いところから、ふつう「調(てう)ぜさせ」と解されている。→「ちょうず(調)」の補注 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例