打擲(読み)チョウチャク

精選版 日本国語大辞典 「打擲」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ちゃくチャウ‥【打擲】

  1. 〘 名詞 〙 打ちたたくこと。なぐること。特に、御成敗式目では刑事犯罪の一つに数えられている。〔御成敗式目(1232)〕
    1. [初出の実例]「大勢立かかり髪をむしり、着(きる)物を引破り、散々にてうちゃくすれば」(出典歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)中)
    2. [その他の文献]〔法華経‐譬喩品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む