精選版 日本国語大辞典 「打ち交じる」の意味・読み・例文・類語 うち‐まじ・る【打交・打混】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「うち」は接頭語 )① ある物の中に他の物がはいる。まじり合う。まざっている。[初出の実例]「そばの紅葉のうちまじりたる枝につけて」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)「をとこもをんなもうち交って田に出てゐる」(出典:幼学読本(1887)〈西邨貞〉一)② 仲間にはいる。交際する。交わる。[初出の実例]「心ちゆきげにとどこほりなかるべきにしうちまじれば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例