打ち屈ず(読み)ウチクンズ

デジタル大辞泉 「打ち屈ず」の意味・読み・例文・類語

うち‐くん・ず【打ち屈ず】

[動サ変]うちくっす」の音変化。
「かかる者は、―・じたるこそあはれなれ、うたても華やかなるかな」〈能因本枕九一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち屈ず」の意味・読み・例文・類語

うち‐くん・ず【打屈】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 「うち」は接頭語。「くんず」は「くっす」を撥音に表記したもの ) =うちくっす(打屈)
    1. [初出の実例]「かかる者はうちくんじたるこそあはれなれ」(出典:枕草子(10C終)八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む