打ち屈ず(読み)ウチクンズ

デジタル大辞泉 「打ち屈ず」の意味・読み・例文・類語

うち‐くん・ず【打ち屈ず】

[動サ変]うちくっす」の音変化。
「かかる者は、―・じたるこそあはれなれ、うたても華やかなるかな」〈能因本枕九一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち屈ず」の意味・読み・例文・類語

うち‐くん・ず【打屈】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 「うち」は接頭語。「くんず」は「くっす」を撥音に表記したもの ) =うちくっす(打屈)
    1. [初出の実例]「かかる者はうちくんじたるこそあはれなれ」(出典:枕草子(10C終)八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android