打ち引く(読み)うちひく

精選版 日本国語大辞典 「打ち引く」の意味・読み・例文・類語

うち‐ひ・く【打引】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 責めさいなむ。いじめる。
    1. [初出の実例]「なにのうちひかせ給ふべきにもあらず。ものをこそはたまはせむとすれ」(出典:大和物語(947‐957頃)一四八)
  3. 引きずる。長く引く。
    1. [初出の実例]「うちひかれたる裾、袖口まで、いまから心にくく」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む