打ち揺るぐ(読み)うちゆるぐ

精選版 日本国語大辞典 「打ち揺るぐ」の意味・読み・例文・類語

うち‐ゆる・ぐ【打揺】

  1. 〘 自動詞 ガ四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 揺れ動く。揺らぐ。また、心が動揺する。
    1. [初出の実例]「御輿の帷子(かたびら)のうちゆるぎたるほど」(出典枕草子(10C終)二七八)
    2. 「うちゆるぎかたぶき思ふ人人世にあるべし」(出典:栄花物語(1028‐92頃)浅緑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む