デジタル大辞泉 「打ち霧らす」の意味・読み・例文・類語 うち‐きら・す【打ち▽霧らす】 [動サ四]霧・雨・雪などが、空を一面に曇らせる。「―・し雪は降りつつ然しかすがに吾家わぎへの園に鶯うぐひす鳴くも」〈万・一四四一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「打ち霧らす」の意味・読み・例文・類語 うち‐きら・す【打霧】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 霧、雨、雪などが、空をすっかり曇らせる。視界をさえぎる。かきくらす。[初出の実例]「打霧之(うちきらシ)雪は降りつつしかすがに吾家(わぎへ)の園に鶯(うぐひす)鳴くも」(出典:万葉集(8C後)八・一四四一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例