打ん抜く(読み)ぶんぬく

精選版 日本国語大辞典 「打ん抜く」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ぬ・く【打抜】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙
  2. ぶちぬく(打抜)
    1. [初出の実例]「かすかなる山水も、あはれ、ちと岩まをぶんぬき、ふとくてたいきさし」(出典:評判記・吉原人たばね(1680頃)いこく)
  3. 「言う」を卑しめていう語。ぬかす。もと馬方の用いた語。
    1. [初出の実例]「とんだべいぶんぬく人だ」(出典:洒落本・呼子鳥(1779)やました八景)

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