打ち抜く(読み)ブチヌク

デジタル大辞泉 「打ち抜く」の意味・読み・例文・類語

ぶち‐ぬ・く【打ち抜く】

[動カ五(四)]
強い力を込めて反対側まで貫いて通す。「転んだ勢いふすまを―・く」
間にある仕切りを取り除いて一続きにする。「三部屋を―・いて会場に当てる」
計画どおり最後までやり通す。「ストライキを―・く」
[類語]貫く突き刺す突き通す突き抜く刺し通す刺し貫く通す縦貫貫通

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち抜く」の意味・読み・例文・類語

ぶち‐ぬ・く【打抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
  2. 勢いよく打ち込んで貫通させる。うって抜き通す。〔和英語林集成初版)(1867)〕
  3. 隔てを取り去ってひとつづきにする。ぶっこぬく。
    1. [初出の実例]「鳶口で以て蔀を打抜(ブチヌ)きに来た」(出典:玄武朱雀(1898)〈泉鏡花〉八)

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