精選版 日本国語大辞典 「打眺・打詠」の意味・読み・例文・類語
うち‐なが・める【打眺・打詠】
[一] (打眺)
① 何を見るともなくつくづくと物思いにふける。すっかり思い沈む。
② はるか遠くを見渡す。展望する。また、じっと見つめる。
[二] (打詠) 声を長々と引いて詩歌を吟詠する。
※高倉院升遐記(1182)「石もこけむして、『なにがしがつかに草初めて青し』とうちながめられて」
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