打立(読み)うちたて

精選版 日本国語大辞典 「打立」の意味・読み・例文・類語

うち‐たて【打立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 戸に打って錠をかける、頭が環状になった金物
    1. [初出の実例]「鏁打立二枚 頭径一寸三分」(出典:延喜式(927)四)
  3. 鼓などの打ち初め。
    1. [初出の実例]「うちたては乱声(らんじゃう)なるべし」(出典:習道書(1430))
  4. 何かを打ってすぐの状態。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「凡て蕎麦は打立てを喰はんければ不可ん」(出典:落語・お蕎麦の殿様(1894)〈禽語楼小さん〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む