打越新田(読み)うちこししんでん

日本歴史地名大系 「打越新田」の解説

打越新田
うちこししんでん

[現在地名]芳賀町打越新田

西高橋にしたかはし村の南西に位置し、北の氷室ひむろ(現宇都宮市)枝郷であった。元禄六年(一六九三)以前と推定される宇都宮藩領知村々書上(佐藤正重文書)に高四一石余とあり、元禄郷帳では高五六石余。享保二〇年(一七三五)の万書留(大関英麿文書)によれば、承応二年(一六五三)宇都宮藩の新田見立によって村立、明暦三年(一六五七)に最初の検地があり、田二七石余・畑屋敷一四石余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android