打跨(読み)うちまたげ

精選版 日本国語大辞典 「打跨」の意味・読み・例文・類語

うち‐またげ【打跨】

〘名〙 (「またげ」は下二段動詞「またぐ(跨)」の連用形名詞化) 両足を広げて踏まえること。またを開く様子
※梵舜本太平記(14C後)三九「悦びて放ち打跨げにゆらりと飛び乗て、鞍壺に直り様に」

うち‐またが・る【打跨】

〘自ラ五(四)〙 (「うち」は接頭語) またがって乗る。またがる。
※玉塵抄(1563)三五「それに上て馬の背のやうなに打またかったは、馬にのったやうなぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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